「トライアスロン」と聞いて、どんなことをイメージしますか?

「鉄人」、「すごくきつそう」、「ものすごく体力のいるスポーツ」…などなど、とてもハードルの高いスポーツだと感じる方が多いのではないでしょうか。でも、目標に向かってコツコツとトレーニングしていけば、体力は積み重なり、だんだんとゴールテープを切る自分がイメージできてくるのですよ。

トライアスロンはスイム、バイク、ランの3種目

スイム、バイク、ラン、それぞれの道具や練習時間必要なので、単種目のスポーツと比べるとお金も時間も必要です。3種目もやらないといけないの?と言う方もいらっしゃいます。でも、3種目だからおもしろいのがトライアスロンなのです。3種目すべてが得意な方は少ないもの。例えば水泳が苦手でランが得意な方は、水泳は制限時間内に泳げればOKと考えて、ランに力を温存する…というように、レースペースを想定したりします。苦手種目も得意種目でカバーしてゴールを目指すのです。

トライアスロンの魅力は…

・レースの距離がいろいろある(ロング、ミドル、ショート、スプリント)
・マイペースでできる(レースにはそれぞれ制限タイムがありますが、完走者は勝者という考え方が基本にあります)
・日本のみならず、世界中でレースが開催されているので、各地を転戦することで旅行も兼ねることができる
・トレーニングを積み重ね、長い間準備してきてレースへ臨むときの緊張感やワクワク感という、日常では絶対に感じることのできない特別な感情を味わえる!
・ゴールテープを切った時の感激、達成感、満足感は最高!!!

……などなど、あげればきりがありません。

私の場合は、レーススタートの号砲を聞いた瞬間、「さあ、今日一日楽しむぞー!」というハイテンションでワクワクした気持ちが沸き上がってきます。順位やタイムを目標にし、とても緊張感高くスタートする方もいらっしゃると思いますが、エイジグルーパーでトライアスロンを楽しむスタンスである私にとっては、トライアスロンは一日楽しませてもらう遠足のような感じ。レース中に苦しいときもありますが、それも含めて楽しむのです。


実際、レース後にトライアスロン仲間と感想を語り合う時、レース中に起こったアクシデントや苦しかったことほど、なぜかみんな、とても楽しそうに話すのです。毎年同じレースに出ても、自分のコンディションや気象条件などは毎回違うもの。レース中にいろいろなことがおこり、それを乗り越えてゴールした時の喜びは、毎回格別なものになるのです。

トライアスロンのレース中は山あり谷あり、人生もまたしかり。トライアスロンはライフスポーツと言われる所以ですね。

トレーニングもレースも楽しんで!

プロを目指す方は別として、趣味でトライアスロンをやるなら「楽しい」が大前提です。つらい、苦しいだけでは長続きしません。距離やタイムなどの小さな目標を設定してそれをクリアしたり、喜びを仲間と共有したりと、楽しむことを基本に考えましょう。趣味をストレスにしては元も子もありませんからね。


やってみたい!と思った時が始め時。
自分のペースで楽しめる究極の持久スポーツ、それがトライアスロン!



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